無影灯を入れ替えました☆

2020年07月19日

最近めっきりブログの更新ができなくなってしまっています。

書くことは沢山あるのですが、それよりも目の前の患者さんに対応しているとどうしても手が回らずじまいです。。。

病院の近況で言えば8-10月にかけてスタッフの入れ替えがあります。

既にトリマーの竹森さんが産休に入りました。竹森さんは経験豊富なトリマーさんとして当院に加わり、2年位の間でトリミング部門を大きく成長させてくれた主役の一人です。無事にこの大きなイベントを乗り越えてもらいたいと思います。そして戻ってきたときにはさらに成長している当院でありたいと思っています。

VTさんも同様な理由で入れ替わりがあります。獣医さんもです。スムーズな引き継ぎが出来るように努めて参りますが、もしかすると最初はご迷惑をおかけするかもしれません。精一杯取り組んで参りますので温かく見守って頂けますと幸いです。

施設面ではオペ室の無影灯をアップグレードしました。

無影灯は手術をする際の照明器具ですが、今までは1方向からの1台でした。今回は2台タイプにし、より多角的に照射することが出来るようになりました。一般外科の際は良いのですが、腹部の奥深いところや細かい作業が必要な骨オペなどではどうしても今までのだと不便がありました。自分の頭が影になってしまうような場所でも反対側から照射できればより正確にかつ安全に手術を行うことが出来ます。また、LEDなので熱が発生せず術野の無駄な乾燥なども防げますし、こちらの方がクリアで見易いです。一次診療ではここまででなくても大丈夫な事が多く、設備投資としても優先順位の高いものではありません。ただ、比較的踏み込んだ部分の手術を行うことが当院は比較的多いため、どうしてもそれなりの器具や設備が必要になってきます。

自分の能力やキャパ以上の無理はしませんが、なるべくなら自分の所だけで完結できるようにしたいという気持ちもあります。よりハイクオリティななんでも屋さんで在りたいと思っています。皮膚科だけでなく、あくまでも得意技の一つが皮膚科診療なんですと言えるようになりたいですね。それが飼い主様への利便性であり、自分自身の技術研鑽や病院拡充のモチベーションにもなっています。一人で出来ることにも限度がありますから、人の拡充もしなくてはいけません。それには色々な方面から見ても魅力的な病院でなくてはいけません。そんな気持ちの現れが今回の無影灯に「文字通り」照らされています。

普段の診察、予防医療、トリミングなど。とりあえず何かあった時にあって良かった来て良かったと思ってもらえるよう日々頑張っています。最近、古参の患者さん達からは忙しくなったね、良かったね、でも無理しないでよって声をかけてもらって、少しは地域に貢献できるようになってきているのかなと感じています。

コロナで社会が不安定で不安が募る日々です。そんな中で自分たちが出来る事や助けになれることはなんなのか?獣医療の部分は然ること、心の部分でも力になれる。そんな病院になれるよう頑張って行こうと思います。